子供膳にアレルギー物質!!ミシュラン掲載の旅館「三笠」
ミシュランガイド2014に掲載されました。
「奈良地区がミシュランガイドに加わってから、おかげ様で3年間連続掲載です。」と、奈良市の和風旅館「奈良 万葉若草の宿 三笠」のHPに掲載してありました。
◆和牛偽装の加工肉、メニューに表示せず◆
近鉄系のホテルや旅館がメニュー表示と異なる食材を提供していた問題で、奈良市の旅館「奈良万葉若草の宿三笠」(ミシュランガイド関西掲載)が子供用献立で「和牛ステーキ」として出していた加工肉が、アレルギー物質の乳や大豆、小麦を含んでいたことが2日分かった。アレルギー物質が含まれていることは、メニューに表示していなかった。
三笠を経営する近鉄子会社「近鉄旅館システムズ」によると、10月から「バンビ御膳」の名称で提供した献立で「和牛ステーキ」と表示した肉は、実際には20グラムの肉2枚を使用して1枚のように加工した「成型肉」だった。
業者への発注とメニュー作成を一任されていた料理長は、社内調査に「和牛と思い込んで使っていた」と釈明したという。
しかし、納入時の段ボール箱に貼られたラベルには「牛肉加工肉(成型肉)」と記され、「豪州産」「原材料の一部に乳、大豆、小麦を含む」と明示されていた=写真・釣田祐喜撮影。
これらの物質が含まれない生肉のステーキと思ってアレルギー体質の人が食べた場合、発作などを起こした恐れもあった。
同社は、アレルギー被害についての調査はしていない。
また、会席料理の一品として出していた「和牛朴葉(ほおば)焼き」も、豪州産の成型肉で、アレルギー物質を含んでいた。
成型肉は生肉に脂身などを加えてつなぎ合わせた加工肉。
三笠の仕入れ値は1キロあたり200円で、使う予定だった。和牛より約5000円安い。 食品衛生法は容器包装された加工食品についてアレルギー物質の表示義務を課しているが、飲食店のメニューなどでの表示義務はない。
ただ、アレルギー事故などを受け、外食産業でも自主的に表示する動きが出ている。
三笠の修学旅行向けパンフレットの食事メニューには、今回の2品は含まれていないという。
(毎日jp)
>>私たち家族が、旅館側に宿泊するときは事前にアレルギーがあることを伝えて、確認を取ってから、予約をしています。
娘は卵アレルギーなので、たまごを排除したメニューに変えてもらっています。
「和牛と思い込んで使っていた」←このような思い込みが、アレルギー体質の者には命取りになることもありますので、本当に気をつけて頂きたいものですね!
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